Boomshin

遭遇型触覚ディスプレイを用いて、空間内の物体の触覚提示の有無を時間的に切り替えるBoomshinを制作しました。触覚提示がある物体・ない物体をそれぞれ実体・分身と名付け、両者の時間的な出現パターンを独立変数とし、ゲーム体験の印象の変化を評価しました。その結果、実体あるいは分身のみの場合よりも両者が混在している場合のほうが、ゲームにおける驚きおよび満足感が高くなることが明らかになりました。また、体験中に実体の出現頻度を急激に変化させることで、より大きな印象変化を提示可能であることが明らかになりました。

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AmplifiedCoaster

ジェットコースター体験のVR映像を表示するヘッドマウントディスプレイと簡易的なモーションプラットフォームとしての電動車椅子に、電動車椅子をベースに制作した移動する小型の坂道を組み合わせることで、
・持続的な上昇感覚
・持続的な効果感覚
・平地から上昇、下降から平地への移動
する体験を擬似的に提示できるようにしました。
現在は上昇と下降を繰り返す体験を提示できるよう、研究を進めています。

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AmplifiedCarousel

メリーゴーラウンドのVR体験を提供するにあたり、10cm程度の上下動だけをするモーションプラットフォームと、動的な錯視映像を床面に敷き詰めた映像をHMDに提示することで、実際の上下動の約3倍程度の上下動を体感させることができるようになりました。錯視の種類や体勢、VR映像からMR映像の種類などによってどの程度上下動の感覚が変わってくるかを研究しています。

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Furnituroid & Friends

研究室で家具型ロボットと遊具型ロボットの開発を進めています。だだっ広い駐車場やグラウンドなどにロボット達が現れ、公園や遊園地をnewする未来を作り出したいと考えています。
 担当しているメンバーがそれぞれ単体では動作させていましたが、場所の制約もあって、いっぺんに動いている様子を見た事は我々もありませんでした。大阪にあるコモングラウンド・リビングラボに今ある家具型ロボット(4種類、10台)と遊具型ロボット(2種類、2台)をすべて運んで動作させ、それらが作り出す風景を見ることができたので、短い動画を公開しました。

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Furnituroid

ACM/IEEE HRI2022で Furnituroid: Shape-Changing Mobile Furniture Robot for Multiple and Dynamic Affordances という発表をしました。
CRESTの研究で進めている家具型ロボットの特徴を「shape-changing mobile furniture robot:変形可能な家具型の移動ロボット」としてまとめ、その具体例としての1号機であるBarlightroidを紹介しました。

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修士・伊藤駿汰君が情報処理学会学生奨励賞を受賞

修士の伊藤駿汰君による情報処理学会HCI研究会での発表が学生奨励賞を受賞しました。

伊藤駿汰, 斎藤文人, 中西泰人, 移動型スロープによるHMDと電動車椅子で構成したVRライドの上昇感覚の向上, 情報処理学会研究報告2021-HCI-195(45),1-6 (2021-11-23) , 2188-8760

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研究室でQiitaを始めました

研究室でQiitaを始めました。
https://qiita.com/sfc_nakanishi_lab
技術的な情報などを書いていきたいと思います。

まずはM1の伊藤君がUnityとROS2の連携について記事を書いてくれました。
Windows上でUnityとROS2を連携させる (1) ~環境構築編~
Windows上でUnityとROS2を連携させる(2) ~簡易型シミュレータ作成編~

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修士・斎藤文人君が情報処理学会学生奨励賞を受賞

修士の斎藤文人君による情報処理学会HCI研究会での発表が学生奨励賞を受賞しました。

斎藤文人, 中西泰人, 垂直方向の加速度の知覚強度を増幅する錯視技法, 情報処理学会研究報告 2020-HCI-190(17) 1-8 (2020/12).

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DataDrawingDroid

移動経路を床面にプロジェクションしながら移動するロボットであるDataDrawingDroidについて、ACM/IEEE HRI2019で発表をしてきました。
ROSでゴールを設定すると、move_baseを使って計画された経路を移動しますが、その経路をプロジェクタで前方に表示して移動することで、周囲の人々に行動の意図を伝えます。その際に、単なる線を描けばライントレースロボットのように見える訳ですが、そのデータを可視化する際にどの程度デザインやアートの要素を入れると、ロボットに対する人々の受けとめ方は変わるのか?変わるとすればどう変わるのか?についてAmazon Mechanical Turk上でビデオを用いたユーザスタディを行い、その結果を発表しました。

Yasuto Nakanishi, 2019. DataDrawingDroid: A Wheel Robot Drawing Planned Path as Data-Driven Generative Art, ACM/IEEE HRI 2019.

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PCD@Tokyo 2019

ヤフー!LODGEのご協力を得て、2月2日(土)にProcessing Community Day(プロセッシング・コミュニティ・デイ) @ Tokyo 2019の運営をしてきました。

当日のプログラムやワークショップの資料へのリンクや当日にハッシュタグ#PCD2019を付けたtweetなど、こちらのサイトで見れるようになっています。
https://pcd-tokyo.github.io

普段はtwitterでしか知らない皆さんと、リアルな場所で会って話すことができ、色々な方のお話や実践から様々な刺激を受けました。参加いただいた皆さん、一緒に運営に携わったボランティアの皆さん、永松さん、稗田さん、そしてヤフー!LODGEの皆さんに大感謝の1日でした。どうもありがとうございました。

https://pcd-tokyo.github.io
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