人間の五感と可変抵抗

中西研の関口です。小ネタです。

可変抵抗(ボリューム/スライダ)などには一般的にA・B・Cという3つの特性があります。(Dもあるらしいのですが、未だに見たことがありません。)

一般的に良く使われるのがBカーブで、例えば、ボリュームやスライダの変化量に比例した抵抗値になります。それに対して、AカーブとCカーブは、対数的、逆対数的な抵抗の変化をします。

これは、人間の感覚(明るさだったり、音の大きさだったり)は、感じ方が対数的になってるらしく(そういえば、デジベルだったり、星の等級なんかは対数的に変わる単位ですね。)、例えば、ボリュームを回すと音量が変わるような仕組みを作るとき、BカーブよりAカーブの可変抵抗を使った方が人間の聴覚的には直線的に変化しているように感じるようになります。

ということで、人間の感じ方を変化させるような時は、A特性の可変抵抗を使おうという話でした。

カテゴリー: diary パーマリンク

コメントを残す