“Visual Note Taking”

こんにちは石井です。

「シンキングプロセスデザイン」で勧められていた、紙に思考の過程を書きつつ考える【ビジュアルシンキング】に関連して面白いものを見つけたので紹介します。

“Visual Note Taking / Sketchnotes ” presentation by Eva-Lotta Lamm (from slideshare)

上のリンク先はいろいろな人のプレゼンテーション用スライドが公開されている「slideshare」というサイトにたまたまあった、WebデザイナーのEva-Lotta Lammさんのスライドです。彼女はここで”Visual Note Taking”の面白さについて沢山の例を交えつつ紹介しています。

sketch by Da vincisketch

(Visual Note Takingの例:左=レオナルド・ダ・ダヴィンチによるスケッチ、右=Eva-Lottaさんによるスケッチ)

残念ながらスライドにはメモやスピーチは含まれていないので何となくの雰囲気を感じとるしかできないのですが、まず”Visual Note Taking”とは何かということから始まり、かの有名なダヴィンチのスケッチから最近のスケッチまで様々なノートを紹介しています。どのノートも一癖ある面白いものばかりでそのクオリティには驚かされるばかりです。

Visual Note Takingとはその名のとおり視覚的で直感的に捉えられるノートのとり方なのですが、このプレゼンテーションでは次に具体的なやり方について掲載されています。情報に階層をつけたり同じ要素をブロックでまとめたりするほか、タイムラインの流れに従って書いて情報を整理する方法などを紹介しています。さらに「楽しいのが一番!」と記す彼女は楽しいノートを作るために色をつけたりフレームや矢印の形を変え、文字のフォントまで変えているそうです。

中で紹介されるノートがあまりにも完成度が高いので、思考の過程としてのスケッチではなく思考の結果としてのスケッチになっている気もしますが、彼女のように楽しく工夫して思考や情報を視覚的にアウトプットできれば、それを後から見返すのも楽しくなりそうですね。

このような”Visual Note Taking”のやり方を高校時代にしていたら、毎回寝ていた古典や化学も楽しく勉強できたのかもしれません。
※スケッチの写真をもっと見てみたい方は、Flickrで「Sketchnote」などと検索してみるといろいろ出てくると思います。

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