6月も初旬になり卒業式の準備も始まる中、スタンフォード大学でも様々な授業での発表会があちこちで催されています。このセメスターでは自分の研究も進めながら幾つかの授業を聴講しました。
- ME101: Visual Thinking
Stanford Design Programを立ち上げたRobert McKimが始めた名物授業。学部1、2年生向けで毎学期開講されている。40年以上続いているこの授業はMcKimの後Rolf FasteやDavid Kelleyらに引き継がれたd.schoolの源流。 - ME120: History and Philosophy of Design
IDEOのFellowであり京都大学デザインスクールのアドバイザーも務めるBarry Katzによるデザイン史の講義。 - ME310: Design Innovation
Stanford Design Programの大学院生が他大学の院生とグループを組んで企業からのお題に9ヶ月間かけて取り組む。これもStanford Design Programの名物授業のひとつ。 - CS547 Human-Computer Interaction seminar
Human Computer Interactionの領域で活躍する内外の研究者が最新の研究を紹介するオムニバス形式の講義。HCI Groupのメンバーが来期から大きく入れ替わることとなり、Terry Winogradの講演も行われた。
それぞれの講義について別エントリーにて少し紹介したいと思います。