授業の発表会としては
ME218A: Smart Product Design Fundamentals
ME20N
ME203: Design and Manufacturing
を見に行きました.
ME218いわゆるメカトロの授業ですが,A,B,Cと3セメスター毎にレベルアップしていくようです.アーケードゲームを作るというのが最終課題ですが,Aとはいえかなりの完成度です.使っているセンサとアクチュエータはほぼ共通なので,基本的な動作をマスターした後にそれらの新しい組み合わせを考えるという進め方のようですが,最終課題はなんと2週間で仕上げたとのこと.レーザーカッター使っているのも当たり前だしきちんと塗装してるのも当たり前.4人組で2週間でこれだけのものを作るには,アイデア+手を動かすスキル(メカ+エレクトロニクス+加工)に加えてプロジェクトマネジメントが出来ないと,これだけのものは作れないでしょう(少し衝撃を覚えました…)
ME20Nは正規の授業ではなく,CDRのCHARM LabのM1の学生のセレクションとのこと.Labのメンバーが開発したArduinoベースのボードを使ってセンサとアクチュエータを動かしてHaptic feedbakのある何かを作るという課題でした.フォースフィードバックがあるテニスゲームが秀逸でした.こちらは2人組で2週間のプロジェクト(さらに衝撃を覚えました…).
ME203は工作機械を自分で使いこなし製造のプロセスを学ぶ授業です.受講者それぞれがモノを作っている感じですが,きちんとUser testingを繰り返してプロトタイピングを繰り返している人もいたり,逆に素材と何度も対話を重ねることでカタチを作っている人もいました.その繰返しの回数が多い人ほど完成度が高かったように思います.
他にも,Wendyと一緒にExploratoriumであった1965-71に活躍したメディアアートグループE.A.Tのシンポジウムに行きました.日本から来られた岡崎乾二郎さんと色々お話できたりE.A.Tの方と同じテーブルで食事ができ,とても恐縮でした…
12月には同じCDRでVisiting Scholarをしているソニーの田中章愛さんにAutoDeskの工房訪問を企画していただいて参加しました.そこでは学生時代に良く読んでいたMacintosh Developer’s Journalで記事を書かれていたBasukeさんにお会いでき堅い握手を交わしました(涙).
と,刺激に溢れたAutumun Semesterでした.残るWinter Semesterも色々と楽しみたいと思います.