ACM DIS2012

ACMのDIS2012という国際会議に論文「Virtual Prototyping using Miniature Model and Visualization for Interactive Public Displays」がフルペーパとして採択されました。開催される場所はイギリスのニューキャッスルです。採択率が20%という激戦の会議でしたが、採択されて嬉しいかぎりです。

ニューキャッスルは、2010年度の研究会で輪読したことのある「シビックプライド」でも紹介されている建築・アートによるまちづくりが成功している街です。

地域にアートは必要か?

本で読んだだけの情報を身体で感じることができる機会に恵まれました。行くのが楽しみです。

第1回ニコニコ学会βシンポジウム

先月のことですが、2011/12/06 ニコファーレで第1回ニコニコ学会βシンポジウムが行われました。

ニコニコ動画やYouTube、ボーカロイドなどが様々な形の創作活動を活性化する場として多くの参加者・視聴者を楽しませています。
ニコニコ学会はそうしたプロアマ問わずに研究を参加型で推し進める場であり、またそうした場について研究する場です。

第1回のシンポジウムはとても盛り上がりました。ニコニコ生放送で中継された模様がずっと見ることができ、アーカイブされたものを無料でいつでも見ることができます

年末にその反省会・展望会も開催され、ニコニコ生放送で中継がされました。そこで中西もこんな感想を言わせてもらいました。

「新しいカタチの祭りができた。中継を見て『ただならぬことが起きている』と思って懇親会に来てくれた人が結構いた。オンラインとオフラインがミックスした魅力が出ていたと思う。」

上の写真がニコファーレの様子ですが、ニコニコ動画に書き込んだコメントが壁面のディスプレイにすぐに表示される仕掛けになっています。この空間もその後の懇親会も「情報空間での出来事が実空間へと染み出していた」と思います。
(今時の流行語?で言えば、サイバーフィジカルカップリングでしょうか)

今月の23日にはジオメディアサミットが開催されます。今回で第8回であるサミットのテーマは「「オンライン・トゥー・オフライン(O2O)」だそうです。O2Oとは、オンラインの世界がオフラインの行動の意思決定へ影響を与えるようなサービスの総称とのこと。
ニコニコ学会βシンポジウムも、コロプラやforsquareなどの位置情報メディアとは異なるかたちのO2Oだったと言えるでしょう。情報空間の概念やうまくいっている事を実空間に持ち出して実体化する、という考え方は、これから様々に試みられるに違いありません。

ニコニコ学会のWebサイトには「オンラインの学会です」と書かれていますが、写真にも写っているとおり「オンラインとオフラインを融合した学会」です。次回の研究会は4月に幕張で開催される予定です。中継を見ていてもたってもいられなくなってしまった方は、O2Oサービスだと思って、ぜひ会場にも足を運んでください。

WordPressでカテゴリIDを知る

久しぶりにWordpressを整理しようとして、新しいカテゴリを追加+その一覧を固定ページに表示しようとしました。
いぜんこうした記事を参考にさせてもらったのですが、意外とすぐに分からなかったのが、新しく追加したカテゴリのIDです。
Wordpressのどこかに書いてあるだろうと思って、色々と探しましたがなかなか見つかりません…。

検索してこちらの記事「wordpressでwp_queryを使って投稿記事を分ける方法」ですぐに分かりました。
「カテゴリーIDの確認方法は難しくて
投稿>カテゴリを開いて、IDを見たいカテゴリの上にポインターを合わせます。
すると左したに出てくるURLのcategory&tag_ID=?の部分がカテゴリーIDになります。」とありました。↑の図で赤く囲まれたところです。ちょっと気が抜けました…(w

ProcessingでBlobDetection

BlobDetection library / v3ga

3年前のエントリー:Java(BlobDetection.jar)で動体検知(風)、で紹介したBlobDetection / v3gaのサイトを久々に訪れたら、August 2011にバグが取れたバージョンに更新されていました。

最初のリリースがJune 2004ですから、気長にというか息の長いプロジェクトですね。地道にこつこつと開発する姿勢を見習いたいものです。

SFC Open Research Forum 2011

中谷です。
遅くなりましたが、先日11月22日&23日に六本木の東京ミッドタウンで
慶応義塾大学 SFC オープンリサーチフォーラム 2011
通称「ORF」が開催されました。
http://orf.sfc.keio.ac.jp/

<img src="http://unitedfield.net/wordpress/wp-content/uploads/2011/12/IMG_0161.jpg" alt="ORF2011" width="960" height="720" class="alignnone size-full wp-image-1105" Fra Betsoft finner vi et enormt spillutvalg med gratis spilleautomater du garantert kommer til online slots a casino elske, casino online som for eksempel Suosituimpien pelien casino online listalla jyraavat miljoonapottipelit casino online ja uusimmat video online casino hedelmapelit . Slotfather og Heist. />

ORFとは毎年11月に行なわれているSFC研究会の発表会で、今回のテーマは「学問ノシンカ」。
中西研も出展しました。タイトルは「時空間デザイン2011」。
出展したのは、CityCompiler、Motiroir、そしてCityCompilerでシミュレーションした作品です。

<img src="http://unitedfield.net/wordpress/wp-content/uploads/2011/12/DSCN3180.jpg" alt="中西研ブース" width="4320" height="3240" class="alignnone size-full blackjack wp-image-1106″ />

今年は、中西研全員が出展をしました!
研究会メンバー全員が出展するというのは、初だそうです!

中西研2011秋メンバー

お疲れさまでした!

【BankART Life 3】新・港村  SSDe コミュニケーション軸

こんにちわ。久しぶりの投稿です。中谷です。

先日10月22日、24日と、横浜のみなとみらいで開催されているBankArt Lifeの中のワークショップに研究会で参加してきました。

SSDe(仙台スクールオブアート)のコミュニケーション軸に参加しました。

タイトルは「小さなモニュメント」で、100年後の未来を考えポストカードを制作するといった内容でした。

講義中

22日は100年前の横浜のみなとみらい付近の写真が載ったポストカードをみながら、参加者全員でアイデアだしをしました。

<img class="alignnone size-full online casino pokies online These 14 pieces of high-tech gear nbso and fuel amp up your game without causing you to fail a how to pass a casino saliva drug test . wp-image-1068" http://www.phpaide.com/?langue=en src=”http://unitedfield.net/wordpress/wp-content/uploads/2011/10/PA225480.jpg” alt=”アイデア出し” width=”3648″ height=”2736″ />その後各自外へ出て、自分のポストカードの素材となる写真を自由に撮影。

24日月曜日は、作成したポストカードの発表をしました。裏に100年後へとメッセージを添えて、それを読み、そしてポストカードの説明をしました。建物を取り上げている人、人間関係を取り上げている人。各自、何が100年後珍しいのか、変わっているのか、残っているのかを考えました。

発表中

このワークショップを通して私が感じたのは、100年後が以外と近いのかもしれないこと。でも100年前を振り返るとそれはすごく遠いこと。100年後の感覚が少し変わったように思います。

 

受講生が作成した作品は現在、新・港村のB10で展示されています。

新・港村 SSDe

BankART Life 3 新・港村は11月6日まで開催されていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。

 

佐世保で「記憶の告白 – reflexive reading」

佐世保市博物館島瀬美術センターにて開催されている平成23年度企画展「感じる文学ー動く・触る・薫るー」に、平野啓一郎さんと中西泰人の共作「記憶の告白 – reflexive reading」を展示してきました。

2007年に東京都写真美術館にて行われた「文学の触覚」展から展開した新たな企画展です。

佐世保は、食べ物が美味しく(佐世保バーガー、イカや鯵といったお魚、ちゃんぽん等々)軍艦や造船工場などの巨大な人工物が作り出す景色と海と山と島々が織りなす自然の風景がすばらしい街でした。夏休みにハウステンボスに行く予定がある/そんな予定を考えている方がおられましたら、ぜひ足を伸ばしていただければと思います。

Pervasive2011にて口頭発表+デモ

Pervasive2011 Logo
先月の話ですが、6月の12日〜15日までSan Fransiscoで行われたPervasive2011という国際会議にて「Hybrid prototyping by using virtual and miniature simulation for designing spatial interactive information systems」という発表タイトルで中西が口頭発表を、北原がデモをしてきました。

研究室では、実世界指向の空間的な情報システムを設計開発するにあたって、Google SketchUpで作った3D空間の中でProcessingを動かすことができるCityCompilerというシステムを作っています。

この発表では、仮想空間だけで設計開発をするよりも、模型空間も使って設計開発をすると、システムを実際に動かす時に調整すべきパラメータを事前に知ることができるようになり、さまざまな環境に対応しやすいシステムに進化させていくことができるメリットがあります、という内容です。

論文はこちら[pdf]、発表時のスライドはこちらです。

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井上です。
自分の研究分野の関連で、面白いインタラクションを見つけたのでご紹介いたします。

livepic

前の記事にあった、日本ロマンチスト協会の桂信さんが学生の頃(2006年)に作った作品だそうです。
プロジェクションされた画面に専用のブラシでイラストを描くと、そのイラストが人の息+暖かさを感知して飛ばされます。まるでシャボン玉のようです。
こういったお絵描き+αの組み合わせは定番ですが、組み合わせ次第でまだまだ新しいものが作れる予感がしました。
ですが、+α部分の発想が難しいですよね。ロマンスで補えないでしょうか。

面白いもの!!~まだまだあります~

こんにちは、長澤です*

中谷さんに引き続き、CHI2011勉強会において発表された研究をご紹介します。

今回の作品はこちらです↓

Pico Projector Based free downloadable online casino casino spiele games for phones Games With MotionBeam Prototype

これは“ピコプロジェクター”を利用した新しいアプリケーションです。ピコプロジェクターとは、携帯機器への搭載を狙った非常に小さいプロジェクターです。

携帯を動かして壁にプロジェクションしながらゲーム内の操作ができるため、手元に収まる画面を見てするゲームよりも、体感や楽しさをより感じることができそうです。

wiiゲームと少し似ている印象もありました。

動画の楽しそうな様子を見ていると、体験してみたくなってしまいますね!><♪