ワークショップ概要
中西研究室では、研究室メンバーのクリエイティブシンキング力を向上させるため、
今期から「毎週シンキングプロセスデザイン」というワークショップを開くことにしました。
内容は、読んで字の如く、毎週クリエイティブシンキングが必要とされる発想手法やツールを用いて、
「なにかしらのお題」を全中西研究室メンバーがこなしていきます。
これにより、今期が終わる頃には全中西研究室メンバーが
「居心地の悪い飛躍」を容易に実現できる人材に育っているに違いありません。
それでは、第1回シンキングプロセスデザインワークショップについてレポートしたいと思います。
今回利用した手法/ツールについて
手法/ツール名
LEGO Serious Play
手法/ツール概要
- LEGOによるワークショップ
- LEGOによりビジネスを学ぶ
- LEGOによって経営改善
ポイント
- メタファ思考で作る
- 製作後にストーリーテリングする
発表資料
第1回シンキングプロセスデザインワークショップ発表資料
お題
「中西研究室とは?」
ワークショップ中の様子
LEGOは童心に返ります。
結果
記念すべき第1回にふさわしいテーマについて、中西研究室全員が楽しみながら取り組みました。
さて、結果は・・・
石山作
- 「中西研は土台に建築がある」というのを、黒い土台に青いブロックを積み上げることで表現
- 「中西研はいろんなものを組み合わせて、なにかを作り出す」というのを工具を持った人間と散りばめたブロックで表現
大森作
- 2体合体形式で作成
- i402の開放的で友好的な雰囲気を開けっ放しの窓とで表現
- 常にいい意味での緊張感を持って研究に打ち込んでいる様子を、清水寺的な状態を用いて表現
北原作
- 建築にも精通している中西先生を、建築風のブロックを用いることで表現
- 「ユビキタスコンピューティング」と「空間デザイン」という中西研究室に現在混在している異なる研究分野を、2つのドアで表現
- ユビキタスコンピューティング側のドアには、センサや基盤風のブロックを配置
- 上述した各分野にて先導的な研究を行うという志を、旗を持って先導するかのような人型模型で表現
小西作
- 大きく広げた翼は中西研究室の研究範囲の広さを表現
- その大きな翼の中で、各自が個人プレーを基調に、且つバラバラではなくどこか共通した部分を持ちながら研究を進めている様子を表現
- 中西研究室の研究範囲の幅広さ、いい意味での個人プレーヤー育成の様子を表現
関口作
- 研究活動を通して、日々個人技が伸ばしやすい環境を、長く伸びた棒を人型にくっつけることで表現
- 縦移動・横移動の大事さを縦・横の車輪で表現
- 研究室に設置されたustream用のカメラを、カメラパーツで再現
三浦作
- 圧倒的な成長を遂げられると言うことを急な角度の階段で表現
- 中西先生の分野横断的な興味・関心を、どこを向いても360度カバーできるよう設置されたキャノン砲で表現
- なにか1つでも極めて精通している分野を持っている(もしくは持つんだというモチベーションを持っている)という中西研究室メンバーの特徴を、バイクから伸びた長いパーツで表現
まとめ
言語化するとそれぞれは同じようなことを言っているのですが、
LEGOで表現するとなると、六者六様で全く異なるビジュアルになったのが興味深かったです。
今日、更に使えるLEGOが増えたので、
近日中にお題を変えて第2回Serious Play大会を催したいと思います。
乞うご期待。